1 基本理念
いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、心身の健全な
成長や人格の形成への影響のみならず、児童生徒の生命や身体に重大な危険を生じさせる
おそれがあるものである。いじめは、その子どもの将来にわたって内面を深く傷つけるも
のであり、子どもの健全な成長に影響を及ぼす、まさに人権に関わる重大な問題である。
したがって全教職員が、いじめは絶対に許さないという姿勢で、どんな些細なことでも親
身になって相談に応じ、全力をあげて取り組むことによって、そのことが、いじめを許さ
ない児童生徒の意識を育成することにつながり、いじめの発生・深刻化を防ぐことになる。
そのためには、学校として全教育活動において生命や人権を大切にする精神を貫くことや、
教職員自身が児童生徒を一人ひとり多様な個性を持つかけがえのない存在として尊重し、
児童生徒の人格のすこやかな発達を支援するという児童観、教育観に立って指導を徹底す
ることが重要となっていく。
本校では、教育目標「自らが学び 共に学ぶ 豊かな心と国際性あふれる たくましい
児童生徒の育成」に基づき、心の教育を大切にしながら人間形成教育を行っている。全て
の児童生徒の健全な成長のために人権教育に重点を置くものとし、いじめは重大な人権侵
害事象であるという認識と、いじめ防止対策推進法第 13 条に基づき、ここにいじめ防止
基本方針を定めるものとする。
また、いじめ防止基本方針は、保護者や地域住民が確認できるようホームページに掲載
するとともに、入学式や年度初めの始業式等、全校集会などで周知する。
……

詳細については、以下のPDFをご参照ください。

いじめ防止基本指針